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「WCAN AUTUMN 2016」まとめ

作成者: 坂根 正樹|2016年11月07日

こんにちは、クリエイティブ局マネージャーの坂根です。
先日10月29日(土)、名古屋エリアでWeb制作に携わる人の勉強会「WCAN AUTUMN」にてスピーカーとして登壇させていただきました。

【GROWTH-DRIVEN DESIGN(グロース・ドリブン・デザイン)~成長を追求する、新しいWebサイト構築のメソドロジー】をテーマにお話した今回。
日々プロジェクトの進行に悩むWebクリエイター全員に共感していただける内容だったと思いますので、こちらでも少しレポートさせていただきます。

私自身、15年以上Webクリエイターとして仕事をしています。
(あまり大きな声では言えませんが)様々なWebサイト構築案件を担当する中で、予算オーバーや納期遅延、という事態も経験してきました。
プロジェクト当初はチーム編成、予算、スケジュールすべてが完璧だと思ってスタートしても、終盤に来てプロジェクト根幹に関わる修正・仕様変更が発生したこともあります。
実はこれ、多くのWebクリエイターが一度は経験したことのある状況だと思います。

なぜ、このような事態が起きてしまうのか?
これに変わる何か新しい手法は無いものか?
と思っていた時に出会ったのが、「GROWTH-DRIVEN DESIGN」という考え方でした。

この夏「GROWTH-DRIVEN DESIGN」の発起人であるLuke Summerfield氏のプレゼンテーションを直接聞く機会があり、意見交換させていただく中で自分としても腑に落ちるものがありました。

「GROWTH-DRIVEN DESIGN」は3つのステージから形成されています。

1)戦略
ユーザーの心情や購買の流れを理解し、ユーザーのライフスタイルや感情に沿ったWebサイトを設計する。
例)バイヤーペルソナ、バイヤーズジャーニー、ウィシュリストなど

2)ローンチパッドサイト
「戦略」ステージで作成したバイヤーペルソナ、バイヤーズジャーニー、ウィッシュリストをもとに、現在のWebサイトよりも優れたサイトを迅速に構築する(30〜60日を目処)。

3)継続的な改善
Webサイトが公開され、データの蓄積が始まる。そのデータを活用し、継続的な改善を行うことで、Webサイトのパフォーマンスを最大化させる。

※GROWTH-DRIVEN DESIGNの詳細はこちら(http://www.growthdrivendesign.com/

話を聞く中でこの「GROWTH-DRIVEN DESIGN」が、従来のWebサイト構築モデルで抱えていた問題を解決すると実感。
Webクリエイターは今後、「GROWTH-DRIVEN DESIGN」を通して、さらなる成長が必要だと強く感じています。

実際にタービン・インタラクティブのWebサイト構築モデルは、「GROWTH-DRIVEN DESIGN」をベースにし、成果・価値・成長を最大化できるように頑張っていますし、Webクリエイターの皆さんにも推奨しています。