こんにちは!ボストンから、INBOUND2018会場の志水です。
「INBOUND2018速報〜Marketing Hub編」と「INBOUND2018 速報〜Sales Hub編」はいかがでしたでしょうか?
HubSpot製品アップデート情報として最後に3つ目の「Service Hub」速報をお届けしたいと思います。
まずはStarterエディションについてです。価格はMarketingとSalesと同じく月額$50からご利用いただけます。チケット機能はもちろん、スニペットにテンプレート、ミーティング機能といった人気の業務効率化ツールが一通りそろっています。
こちらの画像でお気づきかもしれませんが、実はチケット機能についてスリムダウンされたバージョンがHubSpotの無料CRMにも搭載される予定です。
「無料」のバージョンにチケット機能までが搭載される狙いは、「全ての企業に小さなヘルプデスクを持ってもらい、フライホイールの考え方に共感してほしい」というHubSpotの願いが込められているから、だそうですよ。
ヘルプデスク機能は、Service Hub全エディションで使用可能です。Starterがとても目立っていますが、ProやEnterpriseでのアップデートももちろんあります。
フライホイールを回転させるには、この機能が重要だとスピーカーは述べていました。
というのも、誰が満足度の高い顧客なのかを判断し、必要に応じて導入事例や、ソーシャルプルーフメントに変えることで顧客からエバンジェリストへと変わってもらうのです。
ナレッジベースは、検索されうるコンテンツとして、カスタマーとエンゲージを目指すだけでなく、顧客化後もガイドとしてカスタマーを成功に導く強力なフレームワークです。
Marketing Hubでも、Sales HubでもおなじみのHubSpot Video。
カスタマーサポートチームの使い道としては2つ。
1つはチケットで質問された内容への回答としての動画を撮影して送ること。
2つめはナレッジベースに動画をリストアップして行くことです。
間違いなくカスタマーサポートでの動画活用は、大きく顧客満足を変える可能性があります。
Service Hubにももちろん、Enterpriseモデルが用意されます。
価格は、10ユーザー/月額$1,200から。Enterpriseに含まれるものは、ここまで書いてきた全ての機能にプラスして大きなサポートチームに必要な以下の機能が含まれます。
ゴール設定
これはサポートチームの対応スピードと、パフォーマンスを定量的に測るための機能です。
*この機能は9/5日現在まだ搭載されていません。
ヘルススコア
このスコアは、カスタマーの満足度をスコアリングするもののようです。数値に基づいて、サポートチームは、ある程度優先順位づけをしてサポート業務に当たり、必要な時に必要なサポートが受けられるようにするためのものです。これは抱える顧客数の多い大規模な企業では、フライホイールを回すための大きな仕掛けになることでしょう。
HubSpot完全ガイド 2019 「Service Hub」編 最新版が完成しました。
Service Hubでは既存のナレッジベースからの引っ越しがしやすくなりました。HubSpot導入検討されている方はもちろん、現在HubSpotを利用されている方も是非ダウンロードください!
↓