情報システム部門のご担当者向けに「Webサイト制作時のポイントとCMSの活用」について具体的に解説いたします。
本記事は、2024年6月25日ウェビナーで配信した内容をブログ化しております。
動画でご視聴されたい方向けに、本ウェビナーのアーカイブ動画もご用意しておりますので、ぜひご視聴ください。
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弊社が使用するHubSpot CMS「Content Hub」の特徴、導入時の注意点、ならびにカスタム実装方法についてご説明いたします。
まず、情報システム部がWebサイト構築に関与せざるを得なくなった背景を説明いたします。
情報システム部は、Webサイトの構築やリニューアルに際して、必ず相談を受ける重要な部署です。
近年、情報システム部が以前よりも積極的に関与する必要性が高まっています。たとえ主要な業務が広報や営業企画であったとしても、情報システム部が関わらないとWebサイト全体の構築に支障をきたす可能性があるためです。
この背景には、Webサイトの活用方法が飛躍的に発展している現状があります。
従来のように情報を掲載するだけでなく、マーケティングや営業戦略に活用することが重要視されるようになりました。すなわち、Webサイト自体がビジネスの目的を果たす重要な手段となりつつあるのです。
この点が、なぜ情報システム部と密接に関係しているかについて、BtoB企業を例に挙げてご説明いたします。
現在のWebサイトは、単なる情報の掲載だけでなく、その情報に基づいて具体的なサービスの利用や見積もりを検討できる段階にまで進化しています。つまり、ユーザーはWebサイト上でサービスのイメージを具体的に持てるようになっているのです。
多くのユーザーは、サービスを利用したり見積もりを依頼する前に、Webサイト上の情報をもとに入念に検討を行います。Webサイトは、ユーザーが購入を決定する際に非常に重要な役割を果たしているのです。
特にBtoB企業においては、この傾向がより顕著です。潜在顧客はWebサイトで製品やサービスを詳しく調査し、その情報をもとに購入を検討するケースが増加しています。実際、多くのユーザーは営業担当者に連絡を取る前に、Webサイトから必要な情報をほぼすべて収集し、ある程度の結論を導き出しているのが現状です。
例えば、79%のユーザーが製品やサービスの調査や購入検討をWebサイト上で行っているというデータがあります。また、購買プロセスの段階において、57%のユーザーが営業担当者と接触する前に、必要な情報を収集し、購入の意思決定をほぼ固めていることがわかっています。
このような状況を踏まえると、単にWebサイトに製品情報を掲載するだけでは、顧客の期待に応えることは困難です。現在の顧客は、Webサイト上で製品情報を詳細に比較検討し、見積もり作成までスムーズに進められることを求めています。
そのため、Webサイトには、顧客が購入検討を進める上で必要となる詳細な製品情報や比較資料などを提供することが求められます。
また、自社の製品やサービスを導入してもらうためには、商談へとつなげるための情報や関連資料、参考となる情報を定期的に提供することが重要となります。
単に情報を掲載するだけでなく、顧客にとって有益な情報を継続的に発信することが大切です。このような仕組みを導入することが、今後のWebサイト運用の前提と考えていただければと思います。
さらに、最近のマーケティングでは、顧客のオンライン上での行動やお問い合わせ情報を一元管理することが推奨されています。
例えば、メールを用いてお問い合わせしやすいユーザーを適切に誘導することが、現在のBtoBマーケティング活動の主流となっています。
このように、デジタル化が急速に進む中、単にWebサイトを公開するだけでなく、マーケティングツールを連携させてWebサイトを運用する方が効果的であると考えられるようになっています。
このように、Webサイト公開時にマーケティングツールなどと連携する需要が高まり、広報や営業企画の担当者だけでは技術的な部分やその詳細な仕様を十分に把握しきれない、あるいは適切に対応できないというケースが増えております。
つまり、単にWebサイト構築のための環境をサポートするだけでなく、現在の情報システム部門が取り扱っている個人情報の管理やセキュリティに関する事項も含めて、Webサイトに関与する必要性が従来よりも高まってきています。
活用されるWebサイトという視点で、検討すべき内容はこちらです。
現在では、単にWebサイトを構築するだけでなく、運用フローや他のシステムとWebサイトを連携して活用することが前提条件となりつつあるため、従来のインフラ構築やセキュリティ対策だけにとどまらない、新たな視点が求められています。
例えば、後述するCMS(Content Management System)についてですが、どのCMSを導入するべきか、またそのCMSが社内の運用体制に適しているか、といった検討も情報システム部門で担う必要があるでしょう。
さらに、マーケティングオートメーションを導入する場合、顧客データをどこに格納するか、どのように活用するか、またどの部署がそのデータを扱っても問題がないかといった点についても、慎重な検討が求められます。これらの課題は、情報システム部門の関与がなければ解決が難しいものです。
このような課題や検討事項は今後さらに増えていく傾向にあります。そのため、特に情報システム部門の皆様には、これらの観点を意識し、今後の業務において積極的に取り組んでいただくことが重要であると考えます。
Webサイト構築時における検討ポイントについて、先ほどの内容を踏まえながら、4つの重要な点を取り上げてご説明いたします。
まず最初に、Webサイトのリニューアルや新規構築の目的を明確にすることが不可欠です。なぜそのサイトを構築するのか、どのようなサイトを目指すのかといった点について、広報担当者や営業企画担当者など、関連する各部門と認識を共有することが重要です。
具体的には、サイト構築により期待する効果を明確化することが求められます。これは、Webサイトを構築するだけでなく、その後どのように活用するかという観点からも検討する必要があります。
プロジェクトを円滑に進めるためには、何を最終的なゴールとするのか、サイト構築によってどのような成果を期待しているのかを社内で共有し、共通認識を持つことが重要です。これにより、より効果的なWebサイトの構築および運用が可能となります。
次に、機能要件について検討する必要があります。これは、Webサイトにどのような機能が求められるかを考えるものです。例えば、Webの専門知識を持たないメンバーでもコンテンツを更新できるようにしたい、あるいは、お問い合わせ情報を営業部門が活用できるようにしたい、といった具体的なニーズをもとに機能を検討することが重要です。
単に「どの機能が必要か」を考えるのではなく、「何を実現したいか」という観点から機能を導き出し、その必要な機能を整理することが効果的です。
3つ目はシステム要件です。情報システム部の皆様にとって馴染みのある内容かと思いますが、Webサイト構築時には、ドメインやサーバー、SSLといったWebサイト構築に必要な環境や基本的なシステム条件を適切に整えることが不可欠です。
さらに、マーケティングオートメーションなどを導入する場合、それらのシステムとWebサイトの連携が必要かどうか、その連携をどのように最適化するかといった点も検討すべきです。
こうした要件の整理は、情報システム部が主導して進めることが望ましいでしょう。
最後に、運用・保守要件についてです。運用を継続するためのサポート体制が整っているか、Webサイトで収集する情報が自社のポリシーに合致しているか、またその情報のセキュリティ対策が十分であるかなどを確認する必要があります。これらが自社のルールやポリシーに適合しているかをしっかりと検討してください。
これら4点は、情報システム部がWebサイト構築を進める上で特に重視すべき事項です。これらの要件を事前に整理しておくことで、社内の具体的な要望を明確化できるだけでなく、Web制作会社との認識共有もスムーズになり、プロジェクト全体が円滑に進行することでしょう。
関連記事:ホームページ(Webサイト)リニューアルの進め方と成功事例
昨今、さまざまな部署やメンバーがWebサイトを更新する必要が生じた場合、CMSを導入することが一般的となっています。
CMSとは、一言でいえば「Webサイトやデジタルコンテンツを効率的に作成、編集、公開、管理するためのシステム」です。CMSを用いたWebサイトの構築は、あらかじめ用意されたテンプレートを利用して行います。新たなページの追加も、テンプレートを指定し、必要な画像やテキストを登録するだけで簡単に行うことが可能です。
Webサイトの構築やリニューアルの際、よく挙がる要望には次のようなものがあります。
更新頻度が高く、そのたびに制作会社へ依頼するとコストや時間がかかる、新着情報やブログなどの情報発信が増えている、さらには複数の部署でコンテンツを作成・更新できる体制を整えたい、といった点です。
このような状況下では、CMSを導入することで、Webサイトを正確かつ効率的に更新できるようになり、特別な技術を持たないメンバーでも簡単に公開・更新が可能となります。
CMSとは、Webサイトの更新・公開を容易にし、管理を効率化するためのソフトウェアであると捉えていただければよいでしょう。
近年、多様なCMSが登場し、それぞれに特徴があります。その中でも特に注目されるのが、使いやすさという点です。
近年のCMSでは、「コンテンツ要素をコンポーネント化し、ドラッグ&ドロップ形式で編集できる」という機能が主流となってきております。
従来のCMSは、HTMLの知識を要したり、編集可能な範囲が限定されていたため、レイアウトの変更やデザインの編集が困難でした。しかし、現在ではWebやシステムの専門的な知識を必要とせずに、レイアウトやデザイン、情報構成などの編集や差し替えがができるようになってきています。
この傾向は今後も主流となると考えられます。例えば、WordPressや、エンタープライズ向けのCMSであるSitecoreやAdobe Experience Manager(AEM)なども、同様のアプローチを採用しており、デザインやレイアウトをコンポーネント化・モジュール化することで、編集者が自由にカスタマイズしながらも全体のデザインの一貫性を保つことが可能です。
モジュール化されたCMSの大きなメリットは、誰が編集を担当してもデザインの一貫性を維持できる点にあります。
また、最新のCMSではレイアウト変更も容易になっており、プログラミングの知識を持たないユーザーでも、Webサイトのページ作成や更新、新規ページの追加が簡単に行えるようになりました。
さらに、モジュール化された要素はどのページでも共通して使用できるため、効率的なコンテンツ管理とデザインの一貫性を保つことが可能です。例えば、新たなページを作成する際には、既存のページをベースにコピーし、必要なモジュールやコンポーネントをドラッグ&ドロップで追加するだけで簡単にページを増やすことができます。
テキストや画像、イラストなどの素材を追加するだけでページ作成が完了するため、コンテンツ制作の生産性は飛躍的に向上します。これこそが、現代のCMSが持つ最大の特徴および優位性と言えるでしょう。
CMSを選定するにあたっては、社内の要望や先に述べた運用方法、セキュリティサポートの有無などを十分に考慮し、最適なものを選択することが重要です。
CMSには多種多様な選択肢があり、無料のWordPressから、有料のPowerCMSやHubSpot、エンタープライズ仕様のAEMに至るまで、価格や機能に大きな差異があります。そのため、どのような点を重視すべきか、お伝えします。
まず注目すべき点は、CMS導入時にサーバー環境が必要か否かという点です。近年、クラウド版、すなわちベンダーが管理するサーバー上で提供されるCMSが増加しております。
例えば、WordPressでは自らサーバーを用意し、インストールする必要がありますが、HubSpotのCMSは、既にベンダーが提供するサーバー上にソフトウェアが準備されているため、利用者がサーバーを用意する手間が省けます。また、HubSpotの場合、SSLも含まれているため、別途準備する必要はありません。
このように、サーバー環境やSSLがサービスとして包括的に提供されている点がクラウド版の特徴です。
クラウド版とサーバー版のもう一つの大きな違いは、バージョン更新の方法にあります。WordPressではバージョン更新が手動であり、その都度Webサイトが正しく表示されるか確認する必要があります。
一方、HubSpotのようなクラウド版CMSでは、クラウド上で自動的に更新が行われるため、常に最新バージョンが維持されます。この違いはセキュリティ面にも大きな影響を与え、クラウド版では常に最新の状態が保たれることで、セキュリティリスクを低減できるという利点があります。
また、費用面においては、サポートの有無が重要な要素となります。構築後に発生する疑問に対して、自ら解決しなければならないのか、それともサポートを通じて回答を得られるのかによって、運用のしやすさが大きく異なります。この点も十分に検討する必要があるでしょう。
さらに補足として、昨今ではWebサイトを活用したマーケティングが主流となっております。
その際、顧客データの管理やデータを活用したマーケティング活動(例:メール配信など)をおこなう場合、一般的なCMSでは別途ツールの導入が必要となることが多いです。例えば、WordPressで構築したサイトにフォーム機能を追加するためには、プラグインを追加したり、別ツールと連携させる必要があります。
一方、HubSpotのCMSのような統合型プラットフォームでは、これらの機能が一体化されているため、追加のツールを必要とせずに対応可能です。
このような点も含め、CMSを選定する際には、自社の運用体制やセキュリティ、費用対効果、マーケティング戦略などを総合的に考慮し、最適なものを選ぶことが肝要です。
HubSpotのCMS「Content Hub」について簡単にご説明させていただきます。
HubSpotは、アメリカのHubSpot社が提供するマーケティングソフトウェアです。
基本的にはデジタルマーケティングをするための機能が全て備わっているツールになります。その中の一つの要素としてCRM(顧客情報管理)や、マーケティングの自動化機能、営業管理機能などが含まれています。
加えて、Webサイトを作成するCMS機能がパッケージされているのが大きな特徴です。他のマーケティングツールではWebサイト作成機能まではパッケージに含まれていないことが多いのですが、HubSpotの場合はこの機能が統合されています。
つまり、顧客管理とWebサイト機能が連動できる仕組みになっているので、Webサイトに呼び込んだ人たちのデータをマーケティング活動に活用するといったことが、一つのパッケージで実現できるのが大きな強みです。
関連記事:HubSpotは何ができる?初心者の「使いづらい?」を解決する3つのポイント
今回ご紹介するHubSpotのCMSは「Content Hub」というパッケージになります。
料金プランは無料版から提供されていますが、無料版には制約が多く、企業での利用においては、基本的にStarterプラン以上をご選択いただくことを推奨いたします。
また、ページ数が増加する場合には、プロフェッショナルプラン以上の利用が適していると考えられます。特徴として最も注目すべき点は、先述のとおり、モジュール化が可能な点です。
モジュール化について具体的にお伝えしますと、左側には実際のWebサイトのページが表示されます。このページを編集する際、編集画面で該当箇所をクリックすることで、右側に編集可能な要素が表示されます。
この画面上でテキストや画像の編集・差し替えを行い、更新すると、Webサイトは即時に反映されます。また、現在色が付いている要素はドラッグ&ドロップで簡単に上下を入れ替えることが可能です。
このように、さまざまな要素を組み合わせてWebサイトのページを構成し、効果を高めるために要素の配置を柔軟に変更できる点が、モジュール化の大きな利点です。これにより、テキストや画像を設定するだけで、簡単に高品質なページを作成することができます。
HubSpotのCMSは、直感的な操作でWebコンテンツを制作できる点が特徴であり、さらに豊富なテンプレートが提供されています。ページの雰囲気に合わせたテンプレートを選択することで、洗練されたデザインのWebサイトを容易に作成できます。
このため、HubSpotのCMSは、コーディングの知識がなくても、プロフェッショナルなWebサイトを効率的に作成・管理できるツールとして評価されています。
また、HubSpotのCMS「Content Hub」には、顧客情報の管理やマーケティングメール、レポーティング機能なども搭載されており、これらの機能をCMSと組み合わせて活用することで、Webサイト運用の効果をさらに高めることができます。
CMSの詳細や拡張機能に関しては、参考となる情報が多数あります。まずは、HubSpotの公式機能一覧をご確認いただくのが最もわかりやすいかと思います。
また、弊社のコンテンツでも各機能の詳細な概要を提供しており、ブログでもContent Hubの概要を簡潔に説明しています。
これらの情報をご覧いただくことで、HubSpotでどのような機能が利用できるのかを、より明確にご理解いただけると思います。
ここでは、Content Hub導入にあたっての注意点およびカスタム実装についてご説明します。Content Hubは非常に便利で導入しやすい一方、ページ作成や編集機能に特化しているため、システム的な編集がやや難しい面もあります。
その点を踏まえ、導入時に留意すべき点を以下にまとめました。
まず、サブディレクトリ以下だけでの導入が難しい点です。
Content Hubは基本的にドメイン全体をホスティングする仕様となっているため、ドメイン以下のすべてのページがHubSpotのCMSで管理されます。
このため、サブディレクトリ以下の一部分だけをHubSpotで管理することは難しく、一般的にはサブドメインを使って構築することが適切でしょう。
次に、マイページ機能を持つ会員サイトについてです。HubSpotの機能一覧には「会員サイトが作れる」と記載されていますが、一般的に想定される会員サイトとはやや異なる部分があります。
HubSpotにはメンバーシップ機能があり、特定のページを特定のユーザーだけが閲覧できるようにすることは可能です。これはHubSpotのCMSの機能として備わっているので、構築は可能です。
しかし、例えば契約情報や現在利用中のサービスの変更ができるマイページ機能については、現行のHubSpot Content Hubでは実装が難しい状況です。
マイページ機能の導入を検討する場合、専用のサービスを導入することを検討されるとよいでしょう。
続いて、複雑なデータベースを必要とするサイトについてご説明します。一般的に、PHPなどのサーバーサイドプログラムを用いて個別データを動的に表示するサイトは、Content Hubでは実装が難しい傾向にあります。
なぜなら、HubSpotのContent HubではPHPなどのサーバーサイドプログラムを使用することができないためです。そのため、大規模なデータベースと直接連携して表示することは困難です。
ただし、完全に不可能というわけではなく、APIを介してデータベースと連携したり、HubSpot内で簡易的なデータベースを構築したりすることで、ある程度対応することは可能です。しかし、これらの方法は慎重な検討と技術的な知識が必要であり、実装がやや複雑になります。
最後に、顧客情報以外の動的な表示についてです。HubSpotは顧客情報を持っているので、顧客情報に基づいた表示の変更は得意分野ですが、日付による切り替えなどの条件に基づいた表示変更はデフォルトではサポートされておりません。
しかし、ある程度のカスタマイズが可能で、必要に応じて動的な表示変更を実現することができます。具体例として、ウェビナーの表示切り替えが挙げられます。ウェビナーの一覧や詳細ページはHubSpot Content Hubのブログ機能を利用しますが、開催日時に応じた自動的な表示変更やリンクの変更を行うためには、カスタマイズが必要です。
ただし、日付などの情報を用いてモジュール内でカスタム構築することで、このような動的表示の変更は可能になります。
特にウェビナー機能に関する要望は多く、こうしたカスタム実装によって対応できる場合も多いです。必要に応じてベンダーにご相談いただくことをお勧めします。
情報システム部の方々には、技術的な側面だけでなく、ビジネスやマーケティングの観点からもWebサイトの構築やリニューアルに主体的に関与していただくとよいでしょう。
導入目的や要件の整理も重要であり、CMSの選定に際しては、運用フロー、セキュリティ要件、サポート体制、最新のトレンドなども総合的に考慮する必要があります。
HubSpotのContent Hubは、テキストと画像を設定するだけで簡単に高品質なページを作成できる、運用しやすいCMSですが、その運用の容易さゆえに制限もあります。導入を検討する際には、これらの点を十分に理解し、ベンダーと綿密に相談・調整を行った上で進めていただくことが重要です。
※本記事の内容は2024年6月時点のものです。
今回は、情報システム部門の皆様に対し、Webサイト制作時に求められる役割や検討すべきポイント、そしてCMSについてお話をさせていただきました。
特に、HubSpotのCMS(HubSpot Content Hub)を具体例に取り上げてご説明いたしましたので、より具体的な活用イメージを持っていただけたのではないかと存じます。
WebサイトやCMSを検討する際には、今回お伝えした考え方を参考にしていただくことで、プロジェクトがよりスムーズに進行するものと考えております。
Webサイト構築やマーケティングツールの連携について、お困りの際は、私たちタービン・インタラクティブにご相談ください。