みなさま、こんにちは。
3ヶ月ほど前に東京から移住し、このたび宮古島オフィスに仲間入りしました金田(かなだ)と申します。
幼少期に5年間アメリカのコネチカット州で育ち、美術大学卒業後は東京とシンガポールのブランディング会社でパッケージデザイナーとして働いていました。
そこでは外資系メーカー等のクライアントから仕事を受ける事が多く、ここ数年は仕事をする上で英語が不可欠な環境にいました。
そんな私が今回、宮古島市内の2つの中学校・久松中学校と下地中学校の英語の授業で講話&ワークショップをさせていただきましたので、今回はそのレポートをさせていただきます!
タービンは今、総務省「次世代学校ICT環境の整備に向けた実証事業」の一環で「AIを使った英会話アプリ」を開発しています。
それを教育の現場で実際に使ってテストする必要があり、今回ワークショップ形式でその検証を行う事になりました。
さあ、いよいよ授業が懐かしいチャイムの音とともにスタート。
弊社社長の志水と私がそれぞれの英語とのつきあい方、これまでの人生で英語が役に立った出来事などについてお話しします。
生徒の皆さん、真剣に聞いてくれていて感動!
幼少期にアメリカで育った思い出、数年前までシンガポールの会社で働いていた事などについてお話しました。
生徒さんたちの汚れのない、ピュアな視線が痛いぐらいでした!(笑)
さて、「英語を話したい!」というモチベーションが高まったところで、
タブレットを使ってアプリを実際にテストしてもらいました。
映し出された画像を英語で説明すると、音声認識のAIが解析し、話した内容がテキストで表示されます。実際には内容を判断して返答をする機能を準備中ですが、今日のワークではとにかくたくさん話してもらいます!
さすがデジタルネイティブ世代の皆さん!説明を聞く前から、どんどん操作して使いこなしてくれていました。
ヘッドセットをすると音が遮断されて恥ずかしさが消えるのか、積極的に話し始める子が多かったような気がします。
やはり英語は話さないと上手にならないですし、苦手意識の大部分は「間違えたら恥ずかしい」という気持ちからきてると思うので、こうした自習ツールを子供の時から使えれば英語力の底上げになりそうですね!
映像も撮っていただいたので授業の雰囲気をぜひご覧ください!
↓
今回の授業を終えて、私にとって嬉しい驚きだったのは、宮古島の中学校の設備・環境が想像以上に整っていた事でした。
タブレットを使った授業は普段からされているようですし、モニターを使って生徒が一人ずつ自由研究のプレゼンをしていたり。
驚きのあまり、「えっ?!模造紙使わないんですか?!」と思わず叫んでしまいました(笑)
綺麗な海も近くにあって、都心に比べたら笑っちゃうくらい校庭も広くて、
大切な青春時代をここで過ごせるのはとても贅沢だなと、羨ましく感じました。
今年3月の下地島空港開業に伴い、これまで以上に宮古島への海外旅行者の増加が期待される中、外国語が出来る人材の確保は急務となっています。
島の未来を担う子供達が英語を話せるようになれば、今後島内でもいろんな仕事に就ける可能性が広がるでしょう。そんなビジョンをしっかり持っていれば、日々の地道な勉強にも
自ずとやり甲斐を感じられるのではないでしょうか。