宮古島市伊良部島出身。14年ぶりにUターンで帰郷。趣味はハンドボールとダーツ。帰郷してから居酒屋がかなり増えているので、美味しいお店を探そうと思っています!
公開日:2020年05月12日
投稿者:宮国 靖 / カテゴリ:その他、宮古島、ライフスタイル、おすすめ、リモートワーク
みなさんこんにちは。
宮古島オフィスの宮国です。
新型コロナウイルスの影響拡大から、全国対象の緊急事態宣言が出されて、まもなく一か月がたとうとしています。
全国でマスクや消毒用エタノールが入手困難となっていることが話題になっていますが、宮古島でも状況は同じです。
消毒用アルコールの不足の状況をうけて、厚生労働省は酒類メーカーが製造する高濃度のエタノールを消毒の目的として使用することを許可しました。
そのため、全国の酒造所で高濃度エタノール商品を作り始めていて、沖縄県では那覇市が酒造組合に協力を求めるなどして新たな商品開発が進んでいます。
タービン・インタラクティブ宮古島オフィスでは、インフルエンザ対策としてマスクの備蓄やハンドソープの用意はありましたが、消毒用エタノールは手に入れることができていませんでした。
ビル管理会社からはドアノブの消毒を推奨されていたので、オフィス内でも必要性を感じているところでした。
そんな中、宮古島の酒造所である「多良川酒造所」が高濃度エタノール商品「KAMANKAIPIRI(かまんかいぴり)74」を発売!
宮古島の糖蜜を利用した74度あるラム酒で、4月21日発売し、当日に売り切れるほど大盛況だったそうです。
そして第二弾となる「KAMANKAIPIRI80」(限定360本)が4月30日に発売されました。
こちらは米麹を使用した80度の泡盛です。
本社のみの販売ということで、さっそく当日訪ねてみました。
泡盛「琉球王朝」などで知られる酒造所ですが、他にもリキュールやラム酒、豆腐よう、泡盛ゼリーなどさまざまな種類の商品がありました。
お店の方にお話しを伺うと、多良川酒造所ではもともとラム酒(スピリッツ)を作っていたので、高濃度エタノール商品をすぐに作ることができたとのことでした。
4月10日の厚生労働省の通知から、たった10日ほどでの発売の早さはすごいですね!
多良川酒造所さんの素早い行動力が光った商品だと思います。
通常であれば多良川酒造所では酒造所内を見学できるのですが、現在は休止中です。
早くコロナが収束して場内見学の方も再開されることを願っています。
ちなみにこの泡盛の名前「KAMANKAIPIRI(かまんかいぴり)」は、宮古島の方言で「むこうへ行け!」という意味です。
コロナウイルスを追い払う願いも込められていることが感じられますね。
新型コロナウイルスが発生してからさまざまな事態が生じていて、皆さん自宅で過ごされる方が多いかと思いますが、宮古島からお役に立つ情報をどんどん発信していきたいと思います!
記事投稿者: 宮国 靖
宮古島市伊良部島出身。14年ぶりにUターンで帰郷。趣味はハンドボールとダーツ。帰郷してから居酒屋がかなり増えているので、美味しいお店を探そうと思っています!
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