自分のお気に入りの場所を探したかった
みなさんはじめまして。4月から入社した濱村です。
オフィスのない福岡県在住で、フルリモートでHubSpotに関する設定業務をメインに行っています。
僕はもともと旅行やキャンプが大好きなのですが、よくよく考えると、自分の身の回りの環境(職場環境というより、生きていく環境、場所)を常に変えながら「お気に入りの場所を探したい欲」がとても強いのです。
前職の業務経験を活かしながらも「自分で働く環境を選択できる自由があるのでは」という思いがあり、フルリモートで仕事しつつも東京・名古屋・宮古島にもオフィスがある株式会社タービン・インタラクティブ(以降タービン)を選んだ、という経緯もありました。
とはいえ、入社前は正直フルリモートへの不安もありました…
・社内での人間関係は構築できるのか
・業務でわからないことは質問できるのか
・ミスした際のヘルプはお願いできるのか
などなど、業務の形が変わることへの楽しみと不安を半々に抱え入社しました。
思っていたフルリモートの不安は杞憂だった
実際に業務に就き始めてからの率直な感想は、思っていた不安は全くの杞憂に終わりました。むしろリモートワークの快適さに驚いています!
業務でわからない部分は、チャットでリアルタイムに疑問点を解決できます。もしイメージできない場合は、気軽にZoomで相談できます。
何よりメンバーの皆さんがリモートワークが前提でどのように業務を進められるかを考えながら声をかけてもらえています。毎朝チームミーティングでその日の業務内容を共有するのですが、その際お互いの顔は見ながらイメージ共有できています。事前に思っていた人間関係への不安も考えすぎだったかな、と思います。
とはいえ、少しだけ課題もあります。以前であれば口頭で「ちょっとこれについて教えていただけますか…」と質問することもできましたが、リモートワークでは相手の様子がリアルタイムに把握できない分、なかなか相談する時間を作ることに苦労しています。それもあり、まず自分で調べてみる、ということが日常になりました。(まず自分で調べる、なんて当然と言えば当然なのですが…。)
やはり隣に人がいると、ざっくりした質問で教えてもらえるかな、みたいな考えも持ってしまいます。(それがいつしか癖になっていたり…。)
まだ慣れてないところもありますが、何がわからないのかを自分自身が把握したうえで質問・相談する経験が、自身の成長に繋がっているように感じています。
ただ調べても個人で解決できず時間だけが経ちすぎてしまうこともあるため、一定時間分からない場合は早めにチームの皆さんに相談するようにしています。(チームの方々いつもお世話になってます。)
宮古島オフィスで仕事をしてみたい
タービンは名古屋・東京、そして沖縄の宮古島にオフィスがあります。宮古島にオフィスがあるというのも珍しいと思いますが…。
過去に宮古島オフィス設立に背景をまとめていますので、ぜひご覧ください!
僕らが宮古島にオフィスをつくる理由
みなさんは宮古島といえば何を想像しますか??
美味しいご飯に綺麗な砂浜と海など…「ワーケーション」には最高の環境ですよね。
ちなみにワーケーションとは「Work(ワーク:仕事)」と「Vacation(バケーション:休暇)」を合わせた造語で、観光庁によると「テレワーク等を活用し、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごすことです。」とあります。
参照元:
ワーケーションとは?
(観光庁)
入社して間もないこともあり、遠慮の念もあるものの、やっぱり非日常で仕事がしたい。。
そしてある日のミーティングで「入社して早々なのですが、宮古島オフィスで仕事したいです!」と上司に伝えました。
実は個人的には軽い気持ちで宮古島行きを話して、ダメもとで少しずつ要望を伝えて近いうちに行けるようにしよう、という作戦でした。
ところが予想に反して上司は
「お!じゃあなるべくすぐに行けるように段取るわ。どうせなら長い期間行ってワーケーション体験してきてよ。いつなら行ける?」
と即答。
作戦通りではありませんでしたが、結果オーライです!
※ちなみに通常は1~2週間滞在が多いようなのですが「ワーケーションを体験したいなら3週間は最低必要でしょ」という上司の判断で社長に話したらしいです。
夏には宮古島行きが決まり、日程を調整して10月に行くことになりました!
念願の宮古島へ降り立つ
空港を出た瞬間から離島特有のゆったりとした雰囲気を感じました!
10月なのに真夏ような暑さですぐに半袖半ズボンに着替え、宮古島オフィスの山里さんの車で南国の風に当たりつつ島内を回ったのですが、少し走るだけで身の丈ほどもあるサトウキビ畑、畑を抜けると白い砂浜に綺麗な海。車内からの見る景色が変わるごとに宮古島に来たという実感が沸いてきました。
念願の宮古島でのワーケーション開始
翌日からは宮古島オフィスでの勤務が始まりました。
僕はフルリモート勤務のため、タービンのオフィス初出勤が宮古島オフィスという、非常にレアな経験をしました。就業環境は変えても業務のやり方や内容は自宅と変わりません。そのため不安やストレスも感じることなく業務に馴染めました。
宮古島での日常はこんな感じでした。
・9:00「朝の散歩」
近隣にパイナガマビーチという海岸があるので散歩したり、海で泳いだりしました!
(10月の宮古島はまだまだ暑いです…)
家まで徒歩圏内なので、一度帰宅して出社の準備をします!
・10:00「始業~チームミーティング」
Zoomによるチームミーティングがはじまります。社内全体の共有事項や、当日タスク、残タスクの確認、相談などを行います。Zoomはメンバー皆顔を出して行われるので、チーム内で距離を感じることもありませんし、息詰まった点を共有し指摘をいただくこともあるので、業務に対する新たな視点がもらえる貴重な時間です!
・10:30「業務開始」
滞在時は、HubSpotの運用案を資料化するタスクがメインでした。HubSpotとはタービンが扱う、企業のCRMをベースにマーケティング施策の実行や分析などを一括して対応できる、ソフトウェアです!
単に導入するだけではなく、どのように活用すればよいかを想像してビジネスモデルから理解して資料に落とし込むのは大変ですが、調べ甲斐もありました。
・13:00「昼休み」
食堂巡りでたくさんの店舗を開拓しました!
宮古島といえば宮古そばを想像される方も多いと思いますが、店ごとに味も違いますし、他にもたくさんの美味しい両売りがあります!
一度だけ食べることができた宮古牛!最高でした!
・14:00「午後の業務開始」
午後はHubSpotの設定作業を進めていきます。設定作業は設定する背景を理解することがとても大事です。資料で内容を読み解きますが不明な部分や息詰まった点があり、チームメンバーにZoomで相談しながら作業を進めました。
午後はチーム外の打合せも比較的あります。兼任チームのミーティングにもZoomから参加することが多かったです。
・16:30「ちょっと一息」
海を眺めて一息。外を見ているだけでも落ち着きます。
少しずつ日も傾き始めるので、オフィスから綺麗な夕陽も見えます!
・19:00「退勤」
退勤後は宮古島市内の晩御飯を食べに行ったり、オフィスのある平良港付近を散歩したりしました。また宮古島オフィスの山里さんに連れられて星空を見に行ったりと、普段では味わえない時間を過ごすことができました!
宮古島でのワーケーションを通じてオンラインとオフラインの業務の良さを体験できた
僕が宮古島オフィスの3週間を通して感じたことは、当初から体験してみたかった環境を変えて仕事できる快適さはもちろんなのですが、加えてオフィスでのメンバーとの交流による仕事のやりやすさも体験できたところが大きかったです。
タービンのメンバーと同じ空間で仕事をするは初めてだったのもあり、面と向かって仕事をする感覚がとても新鮮に感じました。
特に宮古島オフィスの山里さんからは業務内容についてアドバイスやメンタル面での相談をしたのですが、そのたびに新しい考え方や励ましの言葉をもらいました。仕事以外でも好きな音楽や旅行した場所や僕の探検話をして盛り上がれました。このようなことはオフラインで業務ならではの良さだなぁと思いました。
宮古島での3週間、朝から起きて散歩するだけでも探検心が刺激されて仕方ありませんでした。休みの日は地元の美容室で髪を切り、スーパーでは珍しいものがないか探してみたり、
原付で島内一周したり大食いに挑戦したりと遊びまわりました。
宮古島オフィスの山里さんに「来年も来るんでしょ」と言われたので、絶対また行きます!