3密の回避が求められ、オフラインでのセミナー開催が難しい今、ウェビナー（オンラインセミナー）が爆発的に増えています。
会場費などのコストが少なく、開催が容易であることもその一因でしょう。
参加者にとってもオフラインでのセミナーに比べて参加ハードルが非常に低く、気軽に視聴できるというメリットがあります。
一方で、聞きながら別の作業もでき、つまらなければすぐに退室できるウェビナーの視聴態度は、オフラインのセミナーとは大きく異なります。参加いただくことはできても、メッセージをしっかりと伝えたり、行動を変えてもらうことが難しいと感じていらっしゃるご担当者も多いのではないでしょうか。
その難しさを克服するためには、一体何が必要なのでしょう？
それは、
・オンラインでも集中して聞いてもらえる状況の作り方
・オンラインを前提にした効果的なプレゼンテーション方法
その表現の追求と工夫です。
小さな小窓で発表者を表示しながらスライド資料を説明する、それだけでは足りないのです。
マーケティング担当者や営業担当者にとっては、これまでセミナーで獲得していたリード・商談創出に代わる重要な活動です。
そして、アンケートの回答率が上がれば商談率が上げる訳ではありません。
ウェビナーの視聴者に集中して聴いていただき、メッセージが伝わってはじめて、視聴者の行動が変わり商談につながります。
ウェビナーの運営はまだ定まった成功パターンがある領域ではありませんが、だからこそ、他社よりも一歩抜き出るために工夫できるところが多くあります。
今回のウェビナーでは、長年のライブ配信を通じて、配信システムや演出方法の研究・実践を続けていらっしゃる、株式会社デスクトップワークス代表の田口真行様をゲストに
・視聴者を飽きさせないオンラインプレゼンテーション術
・会議室でも実現できるウェビナー配信システム
・視聴者の態度変容を把握して商談につなげるCRM・MA連携
などを取り上げる予定です。
当社タービン・インタラクティブは、2019年10月よりセミナー活動をオンラインに切り替えて実施してきています。
新しい取り組みにチャレンジしていく中では、何度も失敗を繰り返してきました。
今回は、その当時の体験談も交えながら、みなさまのウェビナー運営のお役に立てればと思っています。
