送信したメールがお客様や取引先様へ届いているのか不安になったことはありますか?答えは「NO」でしょう。届いているのは当たり前で、きっと忙しくて見ていない、もしくは他のメールに埋もれていて見れていないと感じている人が大半だと思います。
実は一斉配信システムを利用して送信していると、そもそも相手側のメーラーへ届いていないケースがあるのです。本記事ではメールブロックと対処方法について解説していきます。
目次
「迷惑メールブロック」と「キャリアブロック」とは?
発生原因は?
対処方法は?
・「迷惑メールブロック」とは、不要な広告やスパムメールを自動的にブロックするための機能や設定に関する用語です。メールプロバイダーやメール受信ソフトは、スパムフィルターを利用して迷惑メールを識別し、それを受信トレイに表示させずに別のフォルダに移動させたり、直接削除したりします。
・一方で、「キャリアブロック」は、携帯電話やモバイル通信に関する用語です。これは、特定の電話番号やメールアドレスからの通話やメッセージを制限またはブロックする機能を指しています。これにより、ユーザーは身元不明の連絡先からのコミュニケーションを制御できます。例えば、迷惑メールや不審なメールをブロックしたり、特定の相手からの連絡を受けないようにするために使用されます。
簡単に言えば、迷惑メールブロックは電子メールにおけるスパムや迷惑メールの制御に関連し、キャリアブロックは携帯電話サービスにおける特定の通話やメッセージの制限に関連する用語です。
・迷惑メールブロックは、送信者がスパムや不要なメッセージを送信している場合に発生します。これは、メールサービスプロバイダーや受信者のメールクライアントが、不審な活動やスパムと見なされるメールを自動的にブロックするためです。
・キャリアブロックは、特定の送信元からのトラフィックが信頼性が低いと見なされる場合に発生します。これは、一般的にはスパムや悪意のある活動を行っている送信者に対する保護措置として行われます。
・メールサービスプロバイダーやキャリアは、送信者の信頼性や評価を追跡しています。送信者が過去にスパム行為を行ったり、信頼性が低いと判断された場合には、ブロックされる可能性が高まります。
・時折、メールサービスプロバイダーやキャリアのセキュリティフィルターが誤って正当なメールをスパムとして誤検知することがあります。これは、メールの内容や送信パターンが一時的にスパムの特性に似ている場合に発生することがあります。
・送信者が自身のメールアカウントやサーバーが不正に利用され、スパムメールが送信されることがあります。これにより、正当な送信者でも一時的なブロックが発生する可能性があります。
送信者は、適切なメールマーケティングの知識を身に付け、スパム行為を避けることが重要です。また、ブロックが誤って検知された場合には、メールサービスプロバイダーやキャリアに連絡して改善することが大切です。
迷惑メールブロックやキャリアブロックに対処するためには、以下の一般的な手順を検討することが必要になってきます。ただし、具体的な対処方法は、メールサービスプロバイダーやキャリアによって異なる場合がありますので、対象となるサービスやプロバイダーの指示に従ってください。
・メールがブロックされた理由を特定するために、エラーメッセージや通知メールを確認します。これにより、スパム扱いされた具体的な理由が分かるかもしれません。
・ブロックを回避するために、送信者の信頼性を向上させることが重要です。メールの品質を保ち、スパム行為を避けるよう努めましょう。
・特定の問題が特定された場合は、それに対処する必要があります。たとえば、不正アクセスが原因であればセキュリティを強化し、スパムメールが送信された場合はメールアカウントのセキュリティを確認します。
・ブロックが誤っていると感じる場合は、関連するメールサービスプロバイダーやキャリアに連絡して問題を報告します。これによりサービス担当窓口にてブロックを解除するサポートをしてくれる可能性があります。
・ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARCなど)を実装することで、送信者の正当性を証明し、スパム判定を回避することができます。これにより、信頼性が向上し、ブロックのリスクが低減します。
・メールマーケティングを行っている場合は、受信者の許可を得たり、適切なオプトアウト機能を提供するなど、適切な処置を行いましょう。
状況によっては、対処が複雑になることもありますので、具体的なケースによっては専門家やサポートに相談することも考慮してください。
1.迷惑メールとキャリアブロックの定義を理解する
2.ウェビナー等の情報収集機会を利用し適切なメールマーケティングの知識を身に付ける
3.具体的な対処方法は、メールサービスプロバイダーやキャリアによって異なる場合があるので、対象となるサービスやプロバイダーの指示に従う
展示会などで折角集めたメールアドレスも扱い方次第では無駄になってしまいます。適切な知識を身に付け日々のマーケティング活動に役立ててください。